介護の食支援は子育てと同じ!待つことが基本

見て・話して・触れていますか?

介護の世界で昨今話題のユマニチュードという言葉を知っていますか。これはフランス生まれの介護手法で、見つめて、話しかけて、優しく触れる、命令口調や怒鳴るようなことはしないという基本のテクニックです。プロの介護者でも忙しさゆえにできていないことが多いですが、これを続けていくうちに対等の関係として絆が生まれていきますよ。食事を拒否するなど、問題行動があったとしても、いつのまにか、穏やかになり、介護もスムーズになるのです。食事の時、この3点に気を付けながら話しかけてみましょう。

待っていられないのは誰のため?

在宅介護では、介護食をつくったり、食事の介助をおこなったりしますよね。自分で食べられる人でも、食事のペースがおそかったり、介助をおこなってもなかなか飲みこむのに時間がかかることもあるでしょう。ですが、本人は一生懸命やっているわけです。子育てと介護の現場は似ていて、子育てにおいても、他の子よりもペースが遅いと、おこってしまったり、子供のペースにしびれをきらせて、自分がやってしまう等の心当たりがありませんか。ほかの子よりもペースが遅くても、待てば一人でできるのですから待てばいいわけです。待っていられないのは、自分のペースにあてはめようといしているだけともいえます。

自分でできるうちは自分で

食事の介助についても子育て同様のことがいえ、待てないのは介護者の勝手な理由であって、本人は自分のペースで食事をしているだけです。お箸は無理でもスプーンでゆっくり食べられるのであれば、スプーンを奪って食べさせるのでなく、自分で食べてもらいましょう。おかずをすくうのが無理であれば、ごはんだけは自分ですくってもらい、おかずは、目をあわせ、話しかけながら、時には顔などに振れながら介助するといいでしょう。介護とお世話は似て非なるものだと覚えておきましょう。

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